【鋼の錬金術師】キング・ブラッドレイの名言いろいろ
2022年11月24日
漫画・鋼の錬金術師におけるキング・ブラッドレイ。アメストリス国軍の最高指導者であり、軍事独裁政権の国家元首にして独裁者です。
今回はそんなキング・ブラッドレイの名言について、漫画を全て読破してアニメも全て視聴した、この私がピックアップして、ご紹介したいと思います。
キング・ブラッドレイの名言
キング・ブラッドレイの名言・考察
キング・ブラッドレイは最初はエド達に助言をするなど、お茶目に絡んでくるなど良い指導としての側面を見せていました。
しかし、物語が進むにつれてキング・ブラッドレイが単なる国の指導者と言うわけではなく、裏で暗躍するホムンクルス達の一員である事が判明してきます。
イシュバール殲滅戦において、イシュヴァラ教の最高指導者ローグ=ロウが自らの命と引き換えにイシュヴァール人の助命と戦争の終結を交渉に来た際には、ブラッドレイはローグ=ロウに上記の言葉をかけ、無慈悲に拘束し処刑をしました。
「1人の命はその1人分の価値しかなく、それ以上にもそれ以下にもならん」とは、これはまさに等価交換の論理そのもので、ホムンクルスとしての選民思想と神の存在否定。これが同時に滲み出ています。
何もかもホムンクルスの計画の中で生き続けてきたブラッドレイですが、一方で妻との関係だけは別のようです。自分の意思で恋愛をし家族を作りました。
妻にだけは深い愛情を示しているのです。
作中プライドに「君は人間に接し過ぎた」と言われるシーンがありますが、その一言がブラッドレイの全てを物語っているのかもしれません。
キング・ブラッドレイの名言・まとめ
以上、キング・ブラッドレイの名言をピックアップして紹介してみました。
キング・ブラッドレイはホムンクルスとして、人間の力強く前に進む「強さ」を認め楽しんですらいました。
しかし、「憤怒のラース」の名前の通り、逆に人間の情などに流されてしまう「弱さ」については嫌悪感を抱いていました。
特にイシュバールの民のような「神を信じ、神にすがる人間」に対しては徹底的に軽蔑の目を向けます。
自分の弱さを「神」という「絶対的な存在」に責任転化して、問題の先送りや努力をしなくても良い理由を都合良く作っているのではないか?といった事ですね。
私達の世界には様々な事象があり、その都度向き合わないと、どんどん人生は侵食されてしまいます。
作中のキング・ブラッドレイの冷徹ともとれる思想は、ある意味、「現実と向き合う事の大切さを教えてくれているのでないか?」と私は感じました。
現実と向き合うためには、心が曇っていてはいけません。私は過去記事で「嫌な思い出を忘れるには、どうしたら良いのか?」といった記事を書きましたが気になる方は、是非こちらも読んでみてください。
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