【ナルト】はたけカカシの名言いろいろ
漫画ナルトに登場する、はたけカカシ。ナルトやサクラ、サスケの第七班の担当上忍です。ナルト達やその同期達からは「カカシ先生」と呼ばれています。
手配書(ビンゴブック)に名前が載るほどの実力者で、「写輪眼のカカシ」もしくは「コピー忍者のカカシ」の異名で知られています。
今回の記事はナルトを連載当初から追い、アニメまで全て視聴した、ナルト大ファンの私が、はたけカカシの名言を、いくつかピックアップして、ご紹介します。
はたけカカシ名言
はたけカカシ名言・考察
カカシは元々、のんびりしたキャラクターではありませんでした。
それはカカシの父、はたけサクモの事件と関係しています。過去に、はたけサクモは忍の掟よりも仲間の命を取った結果、木ノ葉の里から誹謗中傷をされました。
また命を助けた仲間が裏切り、その仲間からも誹謗中傷をされたのです。その結果、サクモは自ら命を絶ってしまいました。
そんな壮絶な経験をしたカカシは、その事件以降、忍者としてのルールを第一として考える、忍者としては正しいが少し冷徹とも言える性格をしていたのです。
丁度、幼少期のサスケのような性格です。
しかし、神無毘橋の戦いで親友であるオビトが亡くなって以降、オビトの写輪眼を受け継ぐのと同時に、オビトの仲間を大切にする想いなど、大切なものを受け継いだのです。
それは、この言葉に全て集約されています。
のちのラストバトルで、うちはマダラの力を借りて生き延びていたオビトと戦闘になった時、カカシはオビトと、その複雑な想いをぶつけながら戦闘に入ります。
はたけカカシ名言・まとめ
以上、漫画ナルトにおける、はたけカカシの名言をピックアップして紹介してみました。
私はラストバトルの「カカシvsオビト」が1番好きなシーンです。
かつてナルトと同じような、青臭いくらい真っ直ぐした忍道を掲げ、大切なことを教えてくれたオビトが、今度は闇落ちをして自分の目の前に現れ戦闘に突入する重要なシーンです。
オビトの考え方はニヒリズム(虚無主義)そのものです。
哲学者ニーチェの処女作である『悲劇の誕生』といった作品の中では、半人半獣神が「人間にとって、いちばんいいことは、生まれなかったことだ」と言うような事を答える場面がありますが、あのような感じです。
ラストバトルのカカシとオビトの戦闘シーンは難しいセリフの連続で、あまり人気は無いのですが、じっくり全体を通して見てみると、哲学的に深いテーマを扱っているのが分かって、また別の面白さを感じられると私は思います。
過去記事の我愛羅の名言のところで、私は仏教における縁起の概念を少し説明しています。実は哲学者のニーチェは仏教を評価していて、自分の哲学に取り入れたりしています。
気になる方は、こちらの記事も是非、ご覧ください。
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