嫉妬しない人になりたい!その方法をご紹介します
同僚が良い仕事をして出世した。昔の恋人が今幸せそうにしてるのが許せない。
色々ありますが、誰もが大なり小なり嫉妬心にかられた事はあると思います。
ほとんどの人は嫉妬心は何の生産性も無いことを知っていると思います。他人の利益と自分の利益は別です。嫉妬に狂っているくらいなら自分を磨いた方が、よほど生産的。
でも嫉妬にかられてしまう。
分かってはいるけど嫉妬心にかられてしまう。これが、この嫉妬心の厄介なところだと思います。
私はこれまでの人生で、高校時代は本格的にサッカーをやっていたり、大学時代は公認会計士を目指して勉強をしていました。
社会人になってからはライターからWebデザイナーになり、今はサーバーサイドエンジニアになるために日々勉強をしています。
そのような人生を歩んでいることから、私の人生は敗戦だらけ。もう嫉妬の嵐です。
自分が無能なのが悪いのですが、どうしてもその原因を外部に求めてしまうんですね。そんな自分が嫌で嫌でたまらないので、あらゆる本を読んで、あらゆる手法を私は試しました。
今回は、そんな私が試して最も有効であった、「嫉妬しない人になるためのメソッド」を、ご紹介したいと思います。
【嫉妬しない人になりたい①】心にある嫉妬心を認識しよう
嫉妬しない人になるためには、「今、私は嫉妬している」と認識することから始めましょう。嫉妬心を消そうと思うのではなく、ただ嫉妬している自分を眺めること。
【嫉妬しない人になりたい②】嫉妬するのは人として当たり前のこと
嫉妬心は人として持ってて当たり前の感情です。
人間の脳の中の前頭前野といった部分は物事を論理的に考える時に使われます。ただし、前頭前野は人類において最もよく発達した脳部位であるとともに、最も遅く成熟する脳部位です。
なので感情を理性で抑えようとしても、どうしてもイライラしてしまう。
「小学生などが授業中に勉強が我慢できなくて、消しゴムを投げて遊んでしまう」なんて現象は、脳の構造からしたら当たりまえの話です。
若ければ若いほど、感情を理性で抑えるのは難しいモノなのです。
私達の社会は不平等です。イケメンもいればブサメンもいて、金持ちがいて貧乏人がいます。なので、「嫉妬心はどうしても持ってしまうような環境だよね」と割り切る事が私はある程度必要だと思います。
ただし自分の人生と他人の人生は違います。嫉妬心に飲み込まれずに、ただただ自分の道を歩むことに専念することを考えるべきです。
【嫉妬しない人になりたい③】どのように嫉妬心を手放すのか?
嫉妬にかられるような事があれば、「今私は嫉妬している」と心の中で唱えてみましょう。
心の中で唱えるだけで良くて、別にその嫉妬心について深く考察する必要はありません。「今私は嫉妬している」とラベリングして、あとは思考の彼方へ消えるのを待つだけです。
こうやってラベリングをして思考の彼方へ流しているうちに、あまり嫉妬心の方も湧かなくなってきます。
これは思考パターンの書き換えと言います。
嫉妬心にかられて、つねに嫉妬相手の事ばかり考えていると、それがクセになってしまうんですね。時にはそれがストレスとなり病気に繋がる人もいるでしょう。
人間はの思考パターンは案外簡単に形成されてしまうので、常に心のお掃除は必要です。
【嫉妬しない人になりたい】まずは嫉妬心を認識する事からはじめよう
以上、嫉妬しない人になりたい人に向けて、その方法論を語ってみました。
欲を言えば完全に嫉妬しない人を目指したいところですが、脳の機能的に言えば難しい話です。また、嫉妬心が無いのは、それはもはや人間とは呼べないかもしれません。
仏教で言えば解脱した人。あらゆる煩悩から開放された人を意味しそうです。
ちなみに、今回ご紹介した「嫉妬心を認識してラベリングする方法」は仏教において、瞑想中などに雑念が沸いてきた時に瞑想に引き続き集中するための対処法です。
実生活でも応用できるので、色々試してみることをオススメします。
以下の記事でも雑念の消し方について書いているので、是非読んでみてください。
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