【鋼の錬金術師】シグ・カーティス

2022年10月23日2022年11月24日

シグ・カーティスのプロフィール

シグ・カーティスの概要

シグ・カーティスはエドやアルの師である、イズミ・カーティスの夫です。イズミの夫なので錬金術師かと思いきや、精肉店を営むただの一般人です。

ただし、パワー系ホムンクルスとして、作中屈指の実力を誇るスロウスをワンパンで吹っ飛ばすなど、非常に高い戦闘力を隠し持っていたりもします。

シグ・カーティスのエピソード

厳つい顔と熊のような体型のシグ・カーティスですが、作中は愛妻家であり情に熱いシーンが沢山あります。

妻イズミ・カーティスとの関係

妻イズミは1人目の子供を身篭った時に病気をしてしまいました。その結果、流産してしまったのです。イズミその事に負い目を感じ、また子供の命をどうしても諦めきれず、人体練成に手を出した過去があります。

しかし、何かを得るには必ず対価が必要です。

等価交換の法則により、失われた命を練成する事はできず、イズミの人体練成は失敗に終わります。

その時にイズミは対価として内臓のいくつを失い、虚弱体質となってしまいました。

それ以来、シグはずっとイズミを支え続けているのです。

ちなみにシグとイズミの出会いは、若い頃にブリッグズ山の修行を終えた後だそうです。

その修行の内容は「冬のブリックズ山で、ブリックズ兵から食料を強奪するなどして、ナイフ1本で生き延びる」といった過酷なモノです。

命を賭けた修行の後だからこそ、2人の恋はメラメラと燃え上がったようです。

アームストロング少佐との関係

シグ・カーティスとアームストロング少佐の初対面シーンは、大総統キングブラッドレイがエド達を追って、ダブリンスの生肉店を訪れた時です。

その時はイズミに会いたがる大総統とアームストロングに対し、頑固な態度で追い返そうとするわけですが、アームストロングがいきなり脱ぎだし国家錬金術師の凄さを筋肉で表現しようとします。

ところが、シグはそれに対し服を破って肌ををさらけ出し、筋肉で応えようとします。

後にブリックズでアームストロング少佐とホムンクルスのスロウスと対峙する時も、筋肉コラボをみせ、スロウスの討伐に成功をします。

このようにシグとアームストロング少佐の間には、お互い会った回数は数回程度ですが、筋肉を通した固い友情が芽生えていたりするのです。

エドやアルとの関係

エドやアルにとってイズミが第二の母親なら、シグは第二の父親です。

特に賢者の石の行方を追うために、イズミとの再会を果たしたシーンは印象的です。

この二つに触れてしまったために、エドとアルは師匠であるイズミから破門を言い渡されてしまいます。

「お前たちを、そんな体にするために錬金術を教えたんじゃない」とエドとアルは追い返されてしまうわけです。

ところが夫であるシグは「また近くに来たら寄れよ」とエドとアルに声をかけます。

破門をされたわけですから、本来であれば二度と会うことは叶わないハズです。ところがシグは、こんな事をエドとアルに言うのです。

【鋼の錬金術師】シグ・カーティス：まとめ

以上、鋼の錬金術師に登場するシグ・カーティスについて、紹介しました。

シグは強面で実際の戦闘力も高いキャラクターなのですが、人一倍熱い情を持った人物なんだと思います。

人に厳しくすることは簡単ですが、人に優しくすることは難しかったりします。

人に優しくするには、相手の気持ちを理解できる経験が必要ですし、人の間違いを許容できる余裕が必要です。

今回紹介したシグ・カーティスは、そのようなキャラクターだと思います。

本当の意味での優しさは、人生経験が必要ですが、嫌な思い出と上手く付き合う方法については過去記事で書いています。

少し関連した内容なので、気になる方は是非、読んでみてください。

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