【鋼の錬金術師】エドワード・エルリックの名言いろいろ

2022年11月24日

漫画・鋼の錬金術師に登場するエドワード・エルリック。本作の主人公です。

幼い頃に人体練成に失敗し、失われた自身の右腕と左足、そして弟アルフォンス・エルリックの体を取り戻すために旅を続けています。

今回はそんなエドワード・エルリックの名言について、漫画を全て読破してアニメも全て視聴した、この私がピックアップして、ご紹介したいと思います。

エドワード・エルリックの名言

水35L
炭素20kg
アンモニア4L
石灰1.5kg
リン800g
塩分250g
硝石100g
イオウ80g
フッ素7.5g
鉄5g
ケイ素3g
少量の15の元素…。
大人1人分として計算した場合の人体の構成成分だ。
今の科学では、ここまで判ってるのに実際に、人体錬成に成功した例は報告されていない。
”足りない何か”が何なのか…。
何百年も前から科学者達が研究を重ねてきて、それでも未だに解明できていない。
不毛な努力って言われるけど、ただ祈って待ち続けるより、そっちの方がかなり有意義だと思うけどね

エドワード・エルリック

錬金術の基本は「等価交換」!!
何かを得ようとするなら、それと同等の代価が必要って事だ

エドワード・エルリック

立って歩け、前へ進め。あんたには立派な足がついてるじゃないか

エドワード・エルリック

だけどなオレたちは悪魔でもましてや神でもない。
人間なんだよ。
たった一人の女の子さえ助けてやれない ちっぽけな人間だ……!!

エドワード・エルリック

地獄ならとうに見た!!

エドワード・エルリック

しんどいな。
…手の届くところにきたなと思ったら逃げられて。それの繰り返しで。
やっとの思いで掴んだら今度は掴んだそいつに蹴落とされてさ……。
はは…神サマは禁忌を犯した人間をとことん嫌うらしい

エドワード・エルリック

あんたらの事を人間じゃないと認めちまったら、オレはオレの弟をも人間じゃないと認めることになる。
オレの弟は人間だしあんたらも人間だ 殺しはいやだ

エドワード・エルリック

…何が国家錬金術師だ 何が人間兵器だ。
また肝心な時に…オレは無力だ…!!

エドワード・エルリック

錬金術師が何百年もかけて未だに成し得てない「人間が人間を創る」っていう事をだな!
女の人はたった280日でやっちゃうんだぜ!?

エドワード・エルリック

目に見えない大きな流れ。
それを「世界」というのか「宇宙」というのか分かんないけど、オレもアルもその大きい流れの中のほんの小さなひとつ。
全の中の一。
だけどその一が集まって全が存在する。
この世は創造もつかない大きな法則に従って流れている。
その流れを知り分解し再構築する…それが錬金術

エドワード・エルリック

畜生…返せよ。弟なんだよ…。
足だろうが!両腕だろうが!…心臓だろうがくれてやる。
だから返せよ!!たった一人の弟なんだよ!!

エドワード・エルリック

ひとの弟さらっといて!!師匠にケガさせて!!
どのツラ下げて等価交換だァ!!?現時点をもっててめえらはオレの中で大悪党に大決定!!
魂の情報!?
ンなもんミジンコ一匹分もくれてやるいわれは無エ!!
悪党はボコる!!どつく!!吐かせる!!もぎ取る!!
すなわちオレの総取り!!!悪党とは等価交換の必要なし!!!!!

エドワード・エルリック

禁忌を犯したオレ達に協力してくれる人達がいる。
怒ってくれる人がいる。だまって支えてくれる人がいる。
二人で元の身体に戻ろうと約束した弟がいる。
そして事件の事を知ってしまって後戻りできない状況にある。
ならば前に進むしかないじゃないか!
もう誰一人失わない方法で。
もし目の前で誰かが犠牲になりそうだったらオレが守る

エドワード・エルリック

錬金術師は心理を追い求める者だ。
自分の都合の良い所だけを見てそれで済まされて言い訳が無い。
逃げて…たまるか!

エドワード・エルリック

なんて事だ…答えはスタート地点にあったんだよ。ばっちゃん。
アルは元に戻れる

エドワード・エルリック

もうグタグタ悩んでるヒマは無え。
真理の野郎ぶっとばして、あそこからお前の身体引っ張り出してやる

エドワード・エルリック

おまえさ…ラッシュバレーで赤ん坊取り上げて母子を救っただろ。
オレに立ち上がる為の手と足をくれただろ。
おまえの手は人を殺す手じゃない。人を生かす手だ

エドワード・エルリック

今度お前を泣かせる時は嬉し泣きだ!!
絶対アルと二人で元に戻って嬉し泣きさせてやっからな!
覚えてろ!!

エドワード・エルリック

殺さねぇ覚悟ってやつだよ!!

エドワード・エルリック

なめんなよ!!
後悔する事に関しちゃ一家言持ちだぜ!!

エドワード・エルリック

ちょっと行ってくるわ。
鋼の錬金術師、最後の練成にな!!

エドワード・エルリック

等価交換だ。
俺の人生の半分やるから、おまえの人生の半分くれ!

エドワード・エルリック

エドワード・エルリックの名言・考察

水35L
炭素20kg
アンモニア4L
石灰1.5kg
リン800g
塩分250g
硝石100g
イオウ80g
フッ素7.5g
鉄5g
ケイ素3g
少量の15の元素…。
大人1人分として計算した場合の人体の構成成分だ。
今の科学では、ここまで判ってるのに実際に、人体錬成に成功した例は報告されていない。
”足りない何か”が何なのか…。
何百年も前から科学者達が研究を重ねてきて、それでも未だに解明できていない。
不毛な努力って言われるけど、ただ祈って待ち続けるより、そっちの方がかなり有意義だと思うけどね

エドワード・エルリック

これは鋼の錬金術師の最初期に、最愛の恋人を亡くしてレト教に心酔していたロゼに対して、エドがかけた言葉です。

身寄りもなく最愛の恋人を亡くし、最後のより所として宗教を選んだ信心深い女の子に対して、エドワード・エルリックと言う男は、持ち前の科学知識を引き合いに出して、ロジハラ(ロジカルハラスメント)をするといった暴挙に出ています。

これ随分酷いシーンなのですが、このロジハラのシーンは物語全体を見ると良いリードになっています。

エドが非科学的なものは信じないリアリストなのは、錬金術師である以前に「人体練成に失敗をして自分の体を失い、弟の体まで失い地獄を見ているからだ」と言うのが、後の物語を見るとグサりと読者の心に刺さってきます。

鋼の錬金術師は絵的にも、蒸気で動く機械などスチームパンク的な19世紀イギリスの雰囲気で目を奪われます。

数あるバトル漫画の中で「ここまで第1話のインパクトが強い作品もあまり無いのではないか?」と私は思います。

エドワード・エルリックの名言・まとめ

以上、鋼の錬金術師のエドワード・エルリックの名言について、紹介してみました。

エドワード・エルリックは何でもかんでも「等価交換の原則」を元にモノを考えるクセがあります。

等価交換だ。
俺の人生の半分やるから、おまえの人生の半分くれ!

エドワード・エルリック

告白のシーンですら等価交換です。

それは彼が優秀な錬金術師で、子供の頃から絵本代わりに錬金術書を読んできたことに起因しますが、いかにも科学者的な性格で非常に面白いと思います。

ちなみ「一は全、全は一」と言った言葉が作中何度も出てきますが、元ネタはギリシャの哲学者ヘラクレイトスの「One is ALL, ALL is One」だと思います。

大昔の哲学や科学はキリスト教的に「世界を支配する一つの法則があるハズ、それならそれを科学によって証明しようぜ」といった考え方で研究が進められていました。

つまり「科学によって神の存在証明をしよう」といった考え方です。

作中のエドワード・エルリックも、これと似た考えを持っていると思います。


科学者においての探究心は、もはや人生を賭けたものです。エドの名言にもある通り、不毛な努力と言われようが関係無いのです。

自分が探求したいから、そうする。ただそれだけ。

これはタダの目標設定を超えた、自分の人生に対する決意だと思います。

「よく決意をすれば、全てが動き出す」といった言葉がありますが、決意をするためには、自分をとことん信用しないといけません。

どんなに周りから見て間違っていても、自分だけは自分を信じてあげる必要があります。いわゆる根拠の無い自信です。

そのことについては、記事にしているので、気になる方は是非ご覧ください。