【ナルト】うちはイタチの名言いろいろ

2022年11月24日

漫画ナルトに登場する、うちはイタチ。イタチはサスケの兄にあたる人物で、うちは一族を皆殺しにした張本人です。ナルト世界の裏で暗躍する暁のメンバーでもあります。

物語当初はイタチを殺すことが、サスケの原動力であり生きる目標でした。しかし、物語後半で、イタチが悪に堕ちていったのは、里や家族のためであったことが判明していきます。

今回の記事ではナルトの連載当初からウォッチをし、アニメもしっかりと視聴している、ナルト大ファンの私が、うちはイタチの名言をご紹介していみたいと思います。

うちはイタチの名言

許せサスケ…また今度だ

うちはイタチ

このオレを殺したくば恨め!憎め!そして、みにくく生きのびるがいい……

うちはイタチ

さっきも言ったはずだ。見た目や思い込みだけで…人を判断しない方がいい。
オレの気が長いと勝手に判断しタカをくくるからだ…
一族…一族…そういうあんたらは己の”器”の大きさを計り違えオレの”器”の深さを知らぬから今そこにはいつくばってる

うちはイタチ

組織に執着し一族に執着し名に執着する…。
それは己の制約し己の”器”を決めつける忌むべき事…。
そしてまだ見ぬ…知らぬモノを恐れ憎しむ…愚かき事!!

うちはイタチ

オレの”器”は、この下らぬ一族に絶望している

うちはイタチ

一族などと…ちっぽけなモノに執着するから本当に大切なモノを見失う…。
本当の変化とは規制や制約…予感や想像の枠に収まりきっていては出来ない

うちはイタチ

優秀ってのも考え物さ。力を持てば孤立するし傲慢にもなってくる。
最初は望まれ求められていたとしてもだ

うちはイタチ

貴様など…殺す価値もない…愚かな弟よ…このオレを殺したくば恨め!憎め!
そしてみにくく生き延びるがいい…逃げて…逃げて…生にしがみつくがいい。
そしていつかオレと同じ”眼”を持ってオレの前に来い

うちはイタチ

人は誰もが己の知識や認識に頼り縛られ生きている。
それを現実という名で呼んでな。
しかし知識や認識とは曖昧なモノだ。その現実は幻かもしれない。
人は皆思い込みの中で生きている。そうは考えられないか?

うちはイタチ

サスケェ!!お前はオレにとっての新たな光だ!

うちはイタチ

自分がどんな人間かなんて分からないものだ。
死に際になって自分が何者だったか気付かされる。死とはそういう事だと思わないか?

うちはイタチ

お前は皆のおかげでここまでこれたと言ったな。
力をつけた今、他人の存在を忘れ驕り”個”に執着すればいずれ…マダラのようになっていくぞ。
どんなに強くなろうと全てを一人で背負おうとするな…そうすれば必ず失敗する

うちはイタチ

”火影になった者”が皆から認められるんじゃない。”皆から認められた者”が火影になるんだ…仲間を忘れるな

うちはイタチ

自分を知るということは全てを成し完璧になることではないと今やっと分かる。
それは己に何ができ何が出来ないかを知ることだ。
己ができないことを許すことが出来るようになることだ。

うちはイタチ

自分が何者か知りたければ本当の自分を見つめ直し認めることだ。
オレはそれに失敗した…皆に嘘をつき己自身にも嘘をついて己をごまかしてきた。
己自身を認めてやることが出来ない奴は失敗する。かつてのオレのようにな。

うちはイタチ

尊敬している存在を真似るのはいい…だがその存在に己を同一化するな。
お前が…その存在そのものになれる訳じゃない。

うちはイタチ

その行為(真似事)は己が成長するための過程だ!
お前のように己を偽るための衣として使うな!

うちはイタチ

嘘に信頼は無く背中を預ける仲間はできん。そして…嘘は本当の自分すら見えなくさせる

うちはイタチ

許せサスケ……、これで最後だ

うちはイタチ

うちはイタチの名言・考察

うちはイタチは元暗部で暁のメンバーです。うちは一族を皆殺しにした大罪人です。

物語の当初は「己の器を計るため」といった利己的な理由のみで、大虐殺を行ったのかと思いきや、それは物語が進むにつれ全く違う事が分かってきます。

うちはイタチは木の葉隠れの里のために、うちは一族を皆殺しにし、最終的にはサスケに殺され、サスケを里の英雄にしようと全ての計画を立てていました。

ところが物語の後半で、その目論見はオビトに見破られ、サスケは木の葉隠れの里に強烈な恨みを持ってしまうようになります。

自分が何者か知りたければ本当の自分を見つめ直し認めることだ。
オレはそれに失敗した…皆に嘘をつき己自身にも嘘をついて己をごまかしてきた。
己自身を認めてやることが出来ない奴は失敗する。かつてのオレのようにな。

うちはイタチ

この言葉の通り、イタチは自分の選択は間違いであったと認めています。

うちはシスイの写輪眼をダンゾウから守るため。うちは一族のクーデターを止めるため。

論理的に考えれば、うちは一族を皆殺しにして、最後はサスケに殺されること。

それ以外の選択肢がイタチには無かったように見えますが、それでもイタチは本当の自分を見つめ直し現実と対峙していくべきだったと反省をしているのです。

嘘に信頼は無く背中を預ける仲間はできん。そして…嘘は本当の自分すら見えなくさせる

うちはイタチ

うちはイタチの名言・まとめ

以上、漫画ナルトの、うちはイタチの名言をピックアップして紹介してみました。

うちはイタチというキャラクターは、国家のために自己犠牲の精神貫く。そんな人間を徹底的に描いていると思います。

現代社会で言うなら、CIAやMI6のエージェントなどがそうです。日本だと自衛隊の方などが、近い考え方をしています。

自分の家族にすら、どんな仕事をしているのか口外せず、人知れず国家のために危険な任務を全うします。

人は誰もが己の知識や認識に頼り縛られ生きている。
それを現実という名で呼んでな。
しかし知識や認識とは曖昧なモノだ。その現実は幻かもしれない。
人は皆思い込みの中で生きている。そうは考えられないか?

うちはイタチ

この言葉の通り、作中のイタチは、サスケを初めとした木の葉隠れの里のみんなを、あらゆる演技によって欺いています。

この欺きの手段は現代社会の諜報活動が想像しやすいですが、民間企業の営業マンや新興宗教の勧誘などにも思いっきり利用されているのは事実です。

人間の一般的な行動パターンや心理状態を把握して、言葉巧みに、どんどん誘導をして彼らは利益を得ています。

宗教や哲学では、人間の思い込みを引き剥がして、まっさらな心の状態を目指すメソッドが存在します。

宗教や哲学と言うと、「自分の幸福を追求するものだ」と思いがちですが、歴史的に騙し騙されの世界であったことから、自己防衛目的のモノも存在します。

気になる方は、ビジネスでも、あらゆるシーンで役に立つので、そちらの方も調べてみると良いと思います。


「嫌な思い出を忘れる方法」といったテーマの別の記事で、雑念について触れました。

これはイタチの「人は誰もが己の知識や認識に頼り縛られ生きている」とった言葉とリンクする部分があるので、気になる方は是非、読んでみてください。

こちらは、やる気に関する記事ですが、こちらもリンクする部分があるので是非、読んでみてください。